こんにちは。
受験シーズン真っただ中ですね。
明日から，東京圏では私立中学の入試が始まるでしょうし，私立大学の入試はすでに始まっていると思います。
こうした生業のため，毎年，どこかしらの学校の入試応援には駆けつけています。東京の人気校では，場所取りが大変で，始発電車でその学校に向かい，朝の6時過ぎから生徒たちを待ちつづけたこともあります。
学校によっては，たくさんの塾の先生方が応援に駆け付け，校門の前にずらりと列ができていることがあります。受験生のみなさんは，それに圧倒されないよう，頭の片隅にこのことをとどめて置くといいでしょう。
また，毎年，どの学校でも起きることですが，ギリギリの時間になって走ってくる子がいます。時間には余裕をもちたいですね。担当している生徒で，今までに走ってきた子は2人いました。残念ながら，2人とも不合格になっています。
知り合いの先生に聞いた話ですが，ある都立高校を受験した生徒が，当日に遅刻をして1時間目の国語の途中から試験を受けたそうです。それでも，力のある生徒で，得点開示の結果を見ると，十分に合格点を超えていたそうです。しかし，この生徒は不合格となったそうです。試験は受けさせてもらえたものの，遅刻をした時点で失格となっていたのでしょう。
逆もあります。到着が早すぎる場合です。
こちらは毎年それなりの人数の方が開門時間よりも早くいらしています。遅刻よりも，むしろこちらに注意なさってください。それぞれの学校によって事情は異なるでしょうから，受験校や詳しい先生にご確認をなさってほしいのですが，たとえば受験票に「集合 8:30～9:30」などとなっている場合には，8:30よりも早く学校に着いても，絶対に校舎内には入れてもらえません。開門まで，寒い中，外で待ちぼうけさせられることになります。これは絶対に避けたいですね。体力も奪われるでしょうし，体調も崩しかねません。
一度，ある学校では，集合時間よりも早く着いた生徒が，その高校のご担当の先生に叱られているのを目にしたことがあります。時間をきちんと守りなさいと。
校門の前の道路が狭くなっているという事情があったのですが，叱られたのちに校門から中に通され，玄関の前（もちろん外です）で待機させられていました。そんな方が10人ほどいらしたでしょうか。緊張して受験校に着くと叱られる。さらには外で待たされる。5点くらいは変わるような気がします。
では。
みなさん，がんばって試験を受けてきてください。
