こんにちは。
本日,札幌市から小中学校の休校期間が延長になると発表になりました。
www.city.sapporo.jp春休みまで休校になるようです。
通知表や卒業式はどうなるのでしょうか。
こちらの教室の対応につきましては,順に通塾生のみなさまにお知らせして参ります。
昨日,覆面調査の話を書きましたが,監視されていたり信用されていなかったりするとやる気など出ないと思います。
また,「最低限度」を下回らないようにという意識が強くなって,上を目指す気持ちもなくなってしまうでしょう。これは勉強でも同じです。
親から監視されて勉強をしてきた,やらないと罰を受けたという話も耳にすることが少なくありません。
ある知人は,間違えたら怒られる,終わらないと罰を受ける,…ということで,親の目を盗みながら答を写すことに全力を傾けていたそうです。監視されているといっても,ずっと横で見ているわけにはいきません。家事をこなすのにその場を離れることなどはあるでしょう。そこで,ここぞとばかりに写していたそうです。
中学生くらいになると,親に勉強するように言われつづけた結果,完全に勉強するのが嫌になってしまった子も見てきました。
「勉強をしない」→「やるように言う」→「ますます子どもは勉強を嫌になる」→「もっときつくやるように言う」…と,悪循環になることもあります。
どちらに責任があるのかはわかりませんが,大人と子どもの関係ですから,大人の側が折れてあげないといけないことは確かだと思います。
子どもを信じてあげる,それがもっとも大切なことで,信頼して見守ってあげていれば,いつか芽が出て自分から勉強をがんばる日もくるでしょう。
監視をしていては,少しは成果が出るかもしれませんが,やり過ぎてしまっては伸びる芽を摘んでしまうことになるでしょうし,子どもの伸びに天井をつくってしまうようなところがあるでしょう。
では。