志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

東大出身の棋士

こんにちは。

 

先日,東京大学の出身で,現在は東大の大学院に在籍する将棋のプロが誕生しました。谷合廣紀四段です。

学問と将棋の二足のわらじを履いて,どちらでも成功されているということです。

インターネット上に谷合さんのインタビュー記事が載っていましたので紹介します。

 

東大大学院在籍中にプログラミング専門書を執筆し、奨励会を抜け将棋棋士になった谷合廣紀さんに聞く(1)(松本博文) - 個人 - Yahoo!ニュース

東大大学院在籍中にプログラミング専門書を執筆し、奨励会を抜け将棋棋士になった谷合廣紀さんに聞く(2)(松本博文) - 個人 - Yahoo!ニュース

 

ちなみに,記事を書かれたインタビュアーの松本さんは東大の将棋部のご出身です。この方も離島から東大に合格するという珍しい経歴の持ち主です。藤井総太フィーバーでテレビで将棋の話題が取り上げられることも増え,しばしば松本さんが出演されているのを目にすることもあります。

 

さて,インタビュー記事の中で,将棋と学業の両立について,「楽しむこと」が大切とお話されています。

楽しいと思ったことにはのめり込んで,そればかりをやるという子ども時代でもあったそうです。

 

ブログで何度か書いていますが,私は将棋連盟の道場でバイトをしていたことがあります。その時期に小学生の谷合少年がいつも遊びに来てくれていました。記事にも書いてある通り,朝一番に来て,夕方になって帰るまで,本当にずっと将棋を指していたことを覚えています。

好きなことをとことんやらせるというのが子どもたちの才能を伸ばしていくということでしょう。

 

また「楽しむ」というのは本当に重要だと再認識しました。

どんなことでも楽しくないとつづかないでしょう。楽しいからこそ,のめり込んで時間と才能を注ぎ込むことができるのも事実です。

 

1つには,やはり好きなことをとことんやるべきなのでしょう。好きであること,それにたくさんの時間をかけられること,それこそが大きな才能でもあるでしょう。

 

他方で,好きではないことでもやらなければいけないこと(多くの方にとっての勉強がそうであるかもしれません)もあります。

そうしたことでも「楽しむ」努力や工夫,「楽しい」と感じられるような心の在り方はあると思います。

ほんの少しでも,そうした「楽しみ」が見つけられれば,苦手を克服する大きな一歩となっているでしょう。

 

では。