こんにちは。
中学3年生にとっては，受験まで残り半年を切り，がむしゃらに勉強をしている時期でしょう。いよいよ焦り出す方も多いです。
1年下の中学2年生にとっては，あと1年半で入試を迎える時期に差し掛かったということです。
実は，今時期になっても，どこの高校を受けようかとあれこれ迷っている中学3年生もいらっしゃいます。
1年半というのはあっという間です。中学2年生の方たちも，そろそろどの高校に行きたいのか考えはじめていただくとよいでしょう。
1年後の9月になって，行きたい高校が明確になっていないと，早く決めないといけないという切迫感もありますし，同時に目標が定まらずに，勉強にも身が入らないかもしれません。
本命校以外にも，滑り止めについても検討していただくといいでしょう。滑り止めがなかなか決まらずに苦労する方もいらっしゃいます。
まだ2年生ですので，なんとなく行きたい高校をピックアップするくらいでいいでしょう。
高校でやりたいことは様々だと思います。
もちろん，勉強をがんばって大学を目指すために進学校に行きたいという方もいらっしゃるでしょうし，部活を頑張りたい方もいらっしゃるでしょう。必ず，ご自分に合った環境があるはずです。
進学校にしても，どこも同じというわけではなくて，学校ごとに色があります。宿題をたくさん出して，補習などもやってくださり，手厚く面倒を見てくださる学校もあれば，ある程度自由放任で，生徒さんたちの自主性に任せている学校もあるでしょう。
ご自分にとって，どの環境が伸びていけそうか，よく考えてみるといいでしょう。
実は，中学2年生の今時期は，勉強内容の面でも大きな山場を迎えています。
数学では「一次関数」や「三角形の合同」を学習します。入試の数学で大きなウェイトを占めるのが関数と図形です。ここをしっかりと勉強すれば，中3の「二乗に比例する関数」と「相似」も楽でしょうし，入試まで安心できます。
英語では「不定詞」が登場して一気に難しくなります。その後で「受動態」なども出てきて，不規則変化の暗記などが必要になります。ここをかんばれば，やはり入試まで順調に進む可能性が高いでしょう。
しかし，中2というのは勉強をもっともサボりがちな時期でもあります。
この秋，しっかりと高校入試を見すえてスタートを切れたとすれば，それは大きなアドバンテージになるでしょう。
では。
