こんにちは。
「石の上にも三年」という諺があります。この教室も3年目を迎えていますが，やっといろいろなことが形になってきました。お世話になった方々からはご心配もいただきましたが，今はお陰様で順調です。
先日のスポーツニュースで報じられていましたが，元大関琴欧州さんが相撲部屋を開いているそうです。3年経ってやっと形になってきたとインタビューに答えていました。
どんな業界でも，3年というのが最初の試練になるのかもしれません。そこをうまく乗り越えられれば，ある程度軌道に乗っていくのでしょう。
以前に勤めていた会社で，新たに小6向けの講座を立ち上げ，それが3年くらい経った頃，ある会議の席で上長が次のようにおっしゃいました。
講座の成長に合わせて，提供するソフトやハードも変化させる必要がある。現在のものでは限界があることを認めて変えていくべきだと。
この教室も，そのあたりの必要性を感じるようになりました。体の成長に合わせて衣服を変えていくように，組織の成長にともなってソフトとハードの更新は必要でしょう。
勉強でも同じような側面があります。
たとえば中学生，高校生になったとか，塾・予備校に通い始めたとか，環境の変化にともなって勉強のやり方も見直す必要が出てくる場合があります。学力が伸びることによって，変化しなければ成長に限界が訪れる場合もあります。
先日，近所の中学校では定期テストがありました。中学1年生の方で良い結果が得られなかった方や，受験に向けてアクセルを踏み込もうとされている中学3年生の方などの中には，学習全体を見直す必要がある方も少なくないでしょう。
今までの通りのやり方だと，これからは通用しない可能性があります。
先述の上司は優秀な女性でした。素直に自分の弱さや欠点を認める強さがあった点をもっとも尊敬しております。残念ながら，異動してしまわれたのですが，それがなければ会社を辞めなかったかもしれません。
今もお元気でご活躍されていることと思います。私も負けずにがんばらなくてはなりません。さらにより良い方向へと教室も変わっていくことでしょう。
では。
