こんにちは。
ネットサーフィンをしているときに,将棋の森下卓九段が師匠である故花村元司九段について語っているインタビュー記事を見つけました。
花村先生は賭け将棋を生業とする真剣師でした。あまりに将棋が強いことから,特例でプロ試験を受けて合格した異色の経歴をお持ちです。プロ試験の試験料はヤクザの親分から借りたそうです。
花村先生のお弟子さんである関口勝男七段からいろいろとおもしろいお話も伺ったことがあるのですが,それはまたの機会にします。
花村先生の言葉がいくつか紹介されています。
「だらしない生活をする者は将棋もだらしなくなる。だからきちんとした生活をしなさい。」
以前に甲子園に出場を決めた野球部の監督の話を書いたと思います。
その監督と同じことをおっしゃっています。
スポーツや勉強に限らず,どんな世界でもそれは共通なのでしょう。
もうひとつ,花村先生から森下先生への最後の教えとして
「どんな相手でもちゃんとやらなければならんぞ」という言葉が紹介されています。
こちらもどんな世界でも共通でしょうね。
勉強でいうと,簡単な問題だからといい加減な姿勢で取り組む,同じ問題について2回目,3回目の練習だからと気持ちのどこかでなめてかかっている,○○先生が好きではないからこの授業は集中して聞いていない,…
などなど,油断するとちゃんとやらない場面は意外と多いものです。
入試まで残りわずかです。
常にきちんとした姿勢で取り組んでいれば,勝負の女神さまが微笑んでくださるでしょう。
では。がんばってください。