こんにちは。
新年度のスタートですね。
今年は我慢の1年になることを覚悟しています。コロナ禍はこれからが本番だと予想しています。暗い世相ですが,気持ちだけは前向きにがんばるつもりです。
札幌市内の進学校,東京都立の進学指導重点校,東京都内の公立中高一貫校の難関大学などの合格者をまとめてみました。
昨日の記事同様に,どうか雑誌をお買い求めの上,元のデータでもご確認願います。
札幌市内の高校では,完全に南高が抜け出しています。高校入試でももっとも難しいことは言うまでもありません。
トップ「南・北」→2番手「西・東」→3番手「旭丘」
という括り方が一般的だったのが
トップ「南」→2番手「北」→3番手「西・東」
というように序列が変化したと感じています。
札幌旭丘は年々北海道大学合格者を減らしています。
同じように,手稲高校も10年ほど前までは30名前後の北海道大学合格者を出していのが,少しずつ低迷していき,去年は昨年は6名,今年は9名まで減らしました。
旭丘も進学実績を落としていって,10年後くらいには「上位進学校」と見なされなくなる可能性もあるのかなと思っています。
また,ダメなら私立と割り切って上位校にチャレンジする方も増えていますし,上位校の高校入試も高倍率がつづいています。そうしたことを背景に,私立高校の進学実績が伸びています。今後も札幌第一や札幌光星などは伸びていくものと思っています。
最後に札幌開成について考えます。
表の黄色が高校入試で入る都立の進学校,青と緑が中学受検で入る都内の公立中高一貫校です。
2つのグルーブを比べれば,どういうところに札幌開成の進学実績が落ち着いていくのか何となく見えてくると思います。
小石川のようにすばらしい進学実績を残すようになるかも知れませんし,パッとしない感じの学校になるかもしれません。間くらいに落ち着くようにも思いますが,そのあたりは学校をご覧になって,みなさんで判断なさるといいでしょう。
実は,本日札幌開成の新校長に着任された宮田先生は,私が旭丘高校時代に数学を教わっていた恩師です。大変に熱心でしたし,授業もわかりやすかったです。大学に合格できたのは,宮田先生の力もものすごく大きかったと思っています。
ですので,今後の札幌開成も期待しつつ陰ながら応援したいと思っております。
では。