こんにちは。
トリチウムを含む汚染水処理についてニュースで取り上げられています。
今朝の新聞にトリチウムとは何か，簡単に解説が出ていました。
中３では原子の構造や同位体にについて学ぶことになっています。
水素は，原子核が陽子１個で構成されていて，電子１個が原子核に結合してできたものです。この原子核が陽子と中性子によって構成され，質量数が異なるものが水素の同位体です。トリチウムであれば原子核が陽子１個と中性子２個で構成されています。
ニュースで簡単にこうした解説を目にしたことがある子とそうでない子では，当然ですが授業の理解にも差が出るでしょう。
また，興味がある子であれば，放射性崩壊や半減期についても知識を得るはずです。これも将来は学校で学ぶことになりますね。
要するに，いろいろなことに興味をもつべきなのでしょう。何気なく知ったこと，何となく聞いたことがあることが，学習の理解の大きな手助けになることは案外に多いでしょう。
インターネットのニュースを見ていて驚いたのですが，麻生大臣が希釈した汚染水を飲んでも何でもないと発言されたそうです。
かつてO157の風評被害が出たとき，時の厚生大臣であった菅直人氏（のちに内閣総理大臣になります）は，カイワレ大根のサラダを食べて安全性をアピールしました。
本当に安全だと言い切れるのであれば，菅義偉首相，麻生太郎副総理をはじめ，閣僚のみなさんには希釈した汚染水を飲んでいただきたいと思うのですが，それは言い過ぎでしょうか？
ただ，政治家である以上，それくらいの覚悟は必要ではなかろうかと思うのです。
明日，春休み中に受けた模擬試験（北海道学力コンクール）が返却されます。
しっかりと成績を上げるぞ，高いところを目指してがんばるぞ，というのであれば，やはり受験生としてそれなりの覚悟は必要になりますね。
では。
