こんにちは。
「姿勢」というのが成否を分けるカギになります。
オリンピックを見て,そんなことを感じました。
過去に起こした問題によって,開会式直前になって辞任した関係者がいます。この辺りも物事に向き合う「姿勢」がなっていなかったということでしょう。
もちろん,ご本人だけではなく,任命した側もです。
柔道には詳しくありませんが,一本を取らなくてもポイントをあげたまま制限時間が過ぎれば勝ちになるみたいです。
逃げ切り勝ちのようで潔くないと感じます。戦略ですから評価する方もいらっしゃるでしょう。あくまで私の好みの問題です。
将棋でも,逃げ切り勝ちのようなやり方があります。持ち時間を使い切ったら即負けになるという「切れ負け」というルールでは,自分のほうが持ち時間が余っていると,手数だけを稼いで「切れ負け」を狙うことができます。
これも潔くはないですね。少なくとも,強くなることを目的とするならば採用すべき戦略ではないでしょう。あるプロ棋士の方も,プロである以上は時間攻めをしたり,切れ負けを目指したりはしないとおっしゃっていたことがあります。
あくまで一本勝ちを目指すような柔道選手の「姿勢」には,生き方における高邁な理念を感じます。だからこそ,強くもなるのでしょう。
10年くらい前,会社を辞めてフリーで仕事をしていた時期があります。
確定申告が必要になります。
本題とは関係のないことですが,フリーランスで仕事をされる方は開業届を出して青色申告にすることで,かなりの額の控除が受けられます。少しだけ手間はかかりますが,やっておいて損はないでしょう。
その時期に学生時代の友人たちと飲みに行きました。税理士になった友人がいたので,申告関係のことを相談したのですが,絶対に正しくやるべきだ,少しでもグレーなところは残すべきではないとアドバイスされました。
将来問題になったときに致命傷になる可能性が高いと。
今も小さな教室をやっていますが,確定申告は正しく行っているつもりです。
友人のアドバイスを聞いているわけです。
今回のオリンピックのゴタゴタを見ていて,自分の「姿勢」は正しかったのだと改めて認識しました。
がんばっているのに成績が上がらないと悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
勉強に向き合う「姿勢」について再確認されるといいでしょう。とくに,目標とする優秀な方との「姿勢」の違いがないかどうか考えてくださるといいでしょう。
では。