こんにちは。
教科書にウソは書いていないはず,そう盲信する傾向があります。
実際には,その時点で「本当」だと思われていたことが,のちに間違いだとわかるなど,すべて正しいとは言い切れませんが,たいていのことは正しいでしょう。
(たとえば,高校時代の教科書には,上高森遺跡や馬場檀遺跡が載っていました。のちに捏造だと判明します。)
お米の研ぎ方を母に教わりましたが,ごしごしと力強くこすりつけるようにして研ぎ,水も透明になるまで何度もすすぎました。
ところが,小学校の何年生かの家庭科の教科書には,まったく違う米の研ぎ方が紹介されていました。もっと優しく研ぐわけですし,水ですすぐのも2~3度で,少し水が白く濁っているくらいです。
たぶんこちらが正しかろうと,1人暮らしをするようになってから,米の研ぎ方は改めました。
炊飯ジャーのメモリを見ながら水の量を調整するときですが,私は昔から表面張力を考慮に入れ,線よりも少し高いところまで水を入れていました。
しかし,先日ふと,もしかしたら表面張力も考慮してジャーに線が引かれているのではないかと思い,調べてみました。
たどり着いたのがタイガーさんのホームページです。
タイガーホームページ「炊飯器の使い方」
https://www.tiger.jp/feature/ricecooker/takitate50/22.html
これを見ると,やはり表面張力込みで線が引かれているようで,自分は考えすぎだったようです。
さらに,他の記事も確認し,正しい米の研ぎ方も再度勉強しました。
早速,タイガーさん推奨の方法でお米を炊いてみたところ,これが驚くほどおいしい。
3割増しにおいしく感じました。
日本で米食の文化は2千年以上つづいています。長い歴史の中での知恵が凝縮されているわけですから,おいしくないはずがありません。
興味のある方は,ぜひ読んで試してみてください。
何事も,素直にアドバイスを聞くのがよさそうですね。
では。