こんにちは。
北海道は,もうずいぶんと涼しくなりました。完全に秋です。これからあっという間に冬が訪れるでしょう。
さて,昨日は秋の味覚を堪能しました。
ひと昔前なら「標準サイズ」のサンマです。スーパーで98円で並んでいたものです。
それが,このご時世だと「特大」とシールが貼られて298円で売られていました。写真は自分で塩焼きにしたものです。
これくらいの大きさだと,頭から全部食べることができます。バリバリと頭から順に骨まで全部いただきました。大き目のおいしいサンマはこの食べ方が好きで,こうやってサンマを食べると,秋だと実感することができます。
脂の乗りはいまいちで,もう少し大きいサンマならば,お刺身にするとおいしかったことでしょう。塩焼きにしておいしい脂の乗った大きなサンマは,今年はもう手が届かないかもしれません。
そう考えると,来年はサンマを食べられないかも知れません。獲れない可能性もありますし,高くて買えない可能性もあります。
もしかすると,これがサンマを食べる最後の機会かもしれないなと,そんなことも考えながらいただきました。
何のことはない「ふつう」の時間だと思っていても,後から稀有な貴重な体験だったと気がつくことは少なくないものです。
とくに若い方たちには,今生きている一瞬,一瞬を大切にしてほしいなと,最後になるかもしれない「高級魚」をいただきながら考えました。
では。