こんにちは。
本日,北海道学力コンクールさんから,今年の入試結果をまとめた冊子(マイルストーンというもので,ご存知の方もいらっしゃるでしょう)と,高校のイベント情報をまとめたものをいただきました。ありがとうございます。
イベント情報については,説明会や学校祭などの日程が出ています。教室の生徒さんにはご案内していく予定です。
高校入試結果をさっとだけ眺めてみました。
公立の推薦入試に関しては,やっぱりなあという受験結果となっていました。
以前に,「推薦では少し上の学校に挑戦してみて,再出願先は下げる方が一定以上の割合でいらっしゃる」と,考察しましたが,その裏付けとなるような入試結果が出ているようです。時間があれば,まとめてみたいとも思っていますが,あまり期待しないでください。
過去の記事「北海道公立高校_推薦入試後の再出願の動向」
https://shigakuseminar.hatenablog.jp/entry/2024/03/02/181607
いくつかピックアップした。
①高校名→②一般入試の合格者平均偏差値→③推薦入試の合格者平均偏差値 です。
①札幌旭丘(普通) ②61.4 ③60.0
①札幌旭丘(数理) ②60.2 ③59.9
①札幌藻岩 ②54.1 ③51.5
①札幌平岸(普通) ②50.6 ③48.9
教室の所在地の関係で,旧第1学区の学校ばかりなのはお許しください。
ただ,明らかに推薦入試の合格者平均偏差値のほうが低い傾向が見られました。載せていませんが,逆に内申点は推薦の合格者平均のほうが高いです。
また,2023年入試よりも,今年の入試のほうがこの傾向はより顕著であるようです。
来年の入試でも,推薦出願者の増加,チャレンジで高いところを推薦受ける傾向,したがって推薦合格者のほうが合格者平均偏差値が低い傾向はつづくでしょうし,よりこうした傾向に拍車がかかるとも思われます。
平均程度以上の内申が取れていない,性格的なものなので推薦は向いていない,といった事情がない限りは,推薦は積極的にチャレンジしてみるといいでしょう。
では。