こんにちは。
お盆休みですが,植物に水をあげるのに教室に来ています。
もののついでに,作成していた社会科の記述問題集がほぼ完成しました。あと1回校正をして終わりにしたいと思っています。
以下にサンプルを載せます。ほかに「パターン問題」と,サンプルと同様の公立入試問題に私が詳しく解説をつけたもの30題を用意しました。
それなりに完成度が高い,力のつくものができたと思っています。
社会科の北海道入試では,35点分の記述問題が出題されます。教室の生徒さんには「宿題」→「添削」という形式で指導していく予定です。
「なければ自分でつくればいい」と作成した問題集ですが,納得のいく指導ができるようになったことに感謝しております。
作っていて感じたことですが,北海道の高校入試は,全国の入試のトレンドと逆行している部分が少なくないなあということです。
他の都府県の高校入試では,記述式の問題を減らす傾向にあります。
「採点のブレをなくす」,「採点ミスをなくす」,「公平性を確保する」という目的でしょう。もちろん,思考力を問う傾向は強まっているのですが,選択式でも思考力を問えるように工夫された設問が用意されている場合が多いです。
ほかには,北海道の入試では,いまだに相関表に拘泥し,ブラックボックスに包まれた内申点を極端に重視している状況です。透明性の確保がまったくできていないと感じます。
そんなわけで,私が作成した記述式の問題集も,北海道以外ではほとんど需要がないでしょう。
中学校の先生で興味がおありの方がいらっしゃれば,協力するつもりですのでご連絡ください。
また,個人の方でほしい方がいらっしゃれば,「添削指導」という形で対応しようかなと考えております。
では。