志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

計算用紙をつくる

こんにちは。

 

これから書くことは,試験のテクニックのようなものですが,ご確認の上で自己責任でお使いください。

 

北海道内の入試でいえば,いちばん役に立つのが札幌開成の適性検査,あとは場合によっては高校入試の数学でも使えることがあるかもしれません。

問題を解いているときに,たくさんの計算スペースが必要となる場合があります。

とくに適性検査だと,図をかいて確認したり,表を作ってみたりと,計算用紙があるとやりやすいものです。

 

ところが,問題冊子の余白が小さく,十分にスペースが確保できないことがあります。白紙のページを見つけて,ページをめくりながら計算するのも不便です。

そこで,もっとも合理的な方法があります。問題冊子の関係のないページを破り,計算用紙にしてしまいます。表紙とその裏などは,十分な余白があって使いやすいことが多いでしょう。破って切り離せば,ふつうの計算用紙として使えますね。

 

ただし,注意事項をしっかりご確認いただく必要があります。

「問題冊子を破いたり切り離したりしてはいけません。」などと注意書きがある場合もあります。その場合だと,この方法を使うと失格となるでしょう。

 

札幌開成中の入試問題,北海道の公立高校入試問題を見てみると,冊子にはそのような注意書きはありません。受験票にもないと思われます。当日も口頭でそのような注意がなければ,計算用紙を作ってもかまわないことになります。

 

試験の規定に違反しないかどうか,まちがえて必要なページを破いてしまうと大変だという2点にはくれぐれもお気をつけいただき,自己責任で行ってください。

 

子どもたちに話してはいるものの,実際に使う子は極めて稀です。

ふつうはそんな勇気はないですね。

 

では。