志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

志望校決定のタイムリミット

こんにちは。

 

前回,12月初旬の三者面談で出願先が決定されると書きましたが,それまでになかなか結果が出ない方も少なくないでしょう。

その場合,志望校を下げて安全に合格を目指し,12月に志望校を実質的に決定することもできますし,そうなさる方が多いと思います。

しかし,まだまだタイムリミットは先ですので,ギリギリまで第一志望を目指してがんばることもできます。

 

2025年入試(現在の中学3年生の入試)の日程を見てます。

・1/27(月)に出願状況が発表されます。

・1/28(火)~2/3(月)が出願変更の期間。

(途中,1/30(木)に出願変更状況が発表されます。)

 

ですので,出願変更までタイムリミットを伸ばすことが可能です。

ただし,この時点での倍率は,あまりあてにならないでしょう。ある程度信頼できるのが,東西南北の上位4校だけです。次に書きますが,推薦入試後の再出願で,かなり倍率が変動するからです。上位4校は推薦を実施しないのと,推薦不合格後に志望校のレベルを上げてこの4校に出願される方がほぼいらっしゃらないので,ある程度信頼できる倍率が出ていると言えます。

 

こうした状況を考えると,

1/11(土)実施の北海道学力コンクールの結果が1/23(木)に出る予定ですので,

「合格率○%以上なら第一志望。それ未満なら下げる。」と具体的に数値を決めておいて,道コンの結果によって出願先を決めることをおすすめします。

 

さらにタイムリミットを伸ばすことができます。

ただし,公立高校の推薦入試を受けることが条件ですので,推薦を実施しない学校を第一志望とする場合には使えない方法です。

 

12月の三者面談で,第一志望の推薦を受けることに決めます。

・2/10(月)が公立高校推薦入試です。

・2/17(月)に推薦の合格発表があります。合格すれば万々歳です。

推薦不合格だった場合,この間の2/12(水)に,出願変更後の倍率が発表されますので,ほぼほぼ確定的な情報を元にして,再出願先を決めることができます。

デメリットは,日程的にバタバタすること,落ちたらそれなりにショックを受けること,推薦の準備や試験にも時間がかかることです。

ただ,あくまで一般で合格するという意識を持ちつつ,チャンスが1回増えると思って積極的にチャレンジすべきだと思っています。

 

この場合には,2/1(土)の道コンの結果が2/14(金)に出ますので,この結果でもって出願先を決めるといいでしょう。やはり具体的な数値は決めておくことをおすすめします。

 

いろいろと書きましたが,順調なのが一番です。

12月の時点で志望校のレベルまで届いているよう,毎日の勉強をがんばってください。

 

では。