こんにちは。
北海道だとあまり馴染みがないのですが,ホッピーという飲み物があります。ノンアルコールビールのようなもので,焼酎で割って飲むものです。
戦後,失業対策事業が行われており,だれでも日雇いで働くことができました。この日雇い労働者たちは日給が240円だったことから「ニコヨン」(百円札2枚と十円札4枚の意味)と呼ばれており,裕福ではない彼らが,高価なビールの代わりに飲んでいたのがホッピーです。
プリン体が含まれていないため,現在では健康志向もあって東京などでは好まれているお酒です。
さて,ホッピーの会社の案内を見ると,ホッピーと焼酎は5:1で割ってくださいとあります。しかし,現実にはそのように割って飲んでいる方を見かけることはありません。焼酎を多めにして,味がつく程度にホッピーを入れ,たぶん1:1とかそれよりもホッピーを少なくして飲んでいる方が多いでしょう。
居酒屋さんでは,「中」といってお代わりの焼酎だけを頼めるようになっています。ホッピー1瓶で何杯も焼酎をいただくからです。
10年以上ホッピーを飲んでいますが,いつか5:1で割って飲んでみようと思いながら,もったいないのでやったことはありませんでした。
しかし,ふと思い立ち,昨日ついに5:1で割ってホッピーを飲んでみたのです。
すると,確かにかなりビールに近い味がします。そして格段においしい。
やはり,公式の説明通りにやってみることは大切だなあと,改めて思いました。
入試が近づいてきています。うまくいっていない方もいらっしゃるでしょう。もしかしたら,先生のアドバイスを受け入れずに,それで伸びない方もいらっしゃるかもしれません。
うまくいっていないときには何かを変える必要があります。素直に信頼できる方のアドバイスを聞き入れて実行してみましょう。何かが変わるかもしれません。
では。