こんにちは。
北海道公立高校入試の理科では,毎年次のような構成の入試問題となっています。
大問が5題あり,1題が小問集合,残り4題は物理,化学,生物,地学分野からそれぞれ1題ずつとなっています。
また,分野別の大問では,たとえば地学分野だと,メインのテーマは決まっており,中3の天体,中2の気象,中1の地震・火山・地層のいずれかが中心の出題となります。
ここ数年の理科の分野別の大問の出題についてまとめてみました。
大雑把に見ただけですので,細かなところでズレがあることはご承知おきください。
ただ,何となく傾向はつかめてきて,学年のバランスを考えて分野が選ばれていて,前年とは重複しないような分野が出されています。
来年春の入試だと,中2の生物(植物),中3の化学(イオン),中1の地学(地震・火山・地層),中2の物理(電流)あたりは出題の可能性が高いと言えそうです。
もちろん,バランスよく勉強する必要はあるのですが,もしも何らかの事情があって山を張りたいのであれば,自己責任でご利用ください。
4つ挙げましたが,たぶん2つくらいしか当たりませんので。
バランスよく全分野を勉強しないと,小問集合で得点できませんし,大問の中にも他の分野の知識が混ぜられていることがあり,それに対応できなくなります。何より,予想が外れたら目も当てられませんね。
もしも,来年の入試に出る可能性が高そうな分野の中に,苦手分野があるのならば,早めに対応してできるようにしてみましょう。
本当に言いたいのはこれです。
また,都道府県の入試問題のつくりによっては,たとえば東京都などがそうですが,北海道同様の出題傾向のところもあります。そうした都道府県の方も参考になさってください。
では。