こんにちは。
近年では,高校の選び方も多様化しています。私立高校の実質無償化により,各学校の生徒獲得競争が激しくなり,魅力ある学校をつくるために各学校がさまざまな施策を行っていくと思います。これが高校選びの多様化を促進させ,単純に偏差値や進学実績で高校を選ぶのではなく,多角的な視点から高校を選ぶ方がますます増えていくでしょう。
お二人の著名人の高校選びを紹介したいと思います。
一人目は,京都大学准教授の山下真由子先生です。少し前に,国際的な賞を受賞されたことで話題にもなった若手の数学者です。
中学受験をし,私立の桜陰中に入学されます。進学実績では日本の女子校の中でトップの学校です。ところが,高校時代に中退をし,通信制の新宿山吹高校を卒業されています。
新宿山吹は,自由な学校として知られています。進学校だと何かと忙しいことが想像できますが,山下先生は「数学の勉強に集中したい」と,編入学なさったのだそうです。
現役で東京大学に合格,大学時代は飛び級して大学院に進学と,ズバ抜けた天才です。もしかすると,高校の授業が役に立たないと感じていたのかもしれません。自由な時間がほしいから通信制高校を選ぶ方も増えていくでしょう。
最近だと,N高やS高の生徒さんも増えていますし,こうした学校から難関大学へ進む方も増えています。高校に頼らないで自分で勉強したほうが学習効率がよいと考える方もいらっしゃるのだと思います。
嵯峨先生が大通高校を選んだ理由はわかりませんが,やはり囲碁に集中したいという理由があったのではないかと思います。
大通高校は,生徒一人ひとりの個性を大切にし,多様性を受け入れる学校です。
定時制の学校で,自由な校風でも知られています。不登校だったかたが選ばれることも多いです。
最近では,難関大に進まれる方もおり,昨年1名,今年2名の方が北海道大学に合格なさいました。勉強だけを目的とせず,こうした学校を選ぶ方も増えていくでしょう。
夏くらいから,各高校の説明会や学校祭が増えてきます。
たくさんの学校をご覧になって,ご自身に合う学校を見つけることを心がけてください。
では。