こんにちは。
先日,「プロジェクトX」というTV番組で,渋谷駅の工事について取り上げられていました。
工事中の映像を見て,「あっ,ここ通ったことがあるぞ」とわかった場所があります。
東京にいたときには渋谷教室の勤務でしたので,また,会議やイベント,講師採用面接などで他の教室に出向くことも少なくなかったため,渋谷駅のいろいろな場所を日常的に通っていたわけです。
その場所は,歩いているとカンカンと足音が響きました。歩いていても振動を感じます。たまに,工事現場の足場が崩壊してけが人が出たとかニュースにもなりますので,工事中の場所を通るときには,不慮の事故に気をつけながら通るのが習慣になっています。
はじめてその場所を歩いたとき,「(一見,ごく普通の通路ですが)ここはきっと橋になっているのだな」と,一抹の不安を感じたわけです。
その後,渋谷教室に着いて,通路が危なっかしいとか,そんなお話をしたところ,「あそこは確かに橋になっていて,毎日,橋を取り除いて夜に工事をし,翌朝また橋を組み立てているのだ」と,当時の上司から教えてもらったことを思い出しました。
以来,なるべく外を迂回して,その「橋」は通らないようにしていました。
番組の中では,その通路がないと,乗換のために大きく迂回する必要があること,それを避けるために,毎日「橋」を組み立て直していたことも紹介されていました。
何気ない日常ですが,それは多くの人の見えない努力に支えられているということなのだろうなと感じたわけです。
受験生のみなさんが,当たり前のように享受しているたくさんの物事も,実は多くの人の努力があって支えられているものの一つなのでしょう。
毎日生活ができて,勉強ができるのも,おもに保護者の方のお陰です。学力テストや模試にしても,作成には多くの人が携わっているでしょうし,採点するのも大変な労力です。
そうしたことに思いを馳せ,感謝の気持ちを持てるようになると,成績も伸びるかもしれません。
入試問題というのは,作成者の気持ちを考える作業でもありますので。
また,そうした気持ちになれるのであれば,謙虚に勉強もがんばれるでしょうし,推薦入試で合格するに相応しい人物であるともいえるかもしれませんね。
では。