志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

勉強が第一

こんにちは。

 

日曜日と月曜日の午前中,将棋の大会に出ていました。

高校の全国大会で活躍している現役高校生も,そこに参加なさっていて,将棋を拝見すると,当然ですが自分よりもはるかに強いことがわかりました。

 

この方,札幌市内の進学校に在籍されています。たぶん,9月の頭に定期テストが終わったばかりだと思うのですが,空き時間には,なんと英単語帳などをパラパラとめくっていました。

進学校に通っている以上,勉強が第一ということでしょう。自由な学校で勉強を強制されるようなこともないと思いますし,受験生でもないのですが,それでも勉強をがんばっているわけです。

 

進学校に入ったとして,そこでも当然順位がつき,1番からビリの300番台まできれいに序列がつくわけです。

成績を左右する要因はいろいろとあるのでしょうが,もっとも大切なのは,勉強をがんばるぞという覚悟だと思います。その違いが勉強量の違いとなり,そのまま成績の差となります。

 

スポーツ推薦,仮に野球に例えてみましょう。

北海でも東海大札幌でも道外の強豪校に野球留学するでも,どこかに野球推薦で入学したとします。「野球がんばるぞ」,「レギュラーになって甲子園に出るぞ」,「プロを目指すぞ」という気持ちを持つのが当然ではないでしょうか。

もしも,「別に野球がそこまで好きではないし,つらい練習もやりたくないし,なるべくサボろうと思っている。でも甲子園には出たい。」という方がいたとしたら,おいおい野球推薦は止めておけよ,と言いたくなることでしょう。

進学校についてもこうした視点で見てみましょう。

高校選びも多様化していますから,別の目的で高校に入ることも「正解」ではありますが,もしも勉強や大学受験のために進学校に入るのであれば,それは「勉強推薦」で入学するに似ているでしょう。

「よし,高校ではもっともっと勉強するぞ」,「○○大学を目指すぞ」という気持ちがないのであれば,勉強では失敗するかもしれませんね。

 

勉強だけが進学校での学校生活のすべてではありません。

学校行事,部活,恋愛や友情など,「勉強」すべきことはたくさんあるでしょう。しかし,勉強が第一で,「勉強部」の活動を一番に考えながら,いろいろなことを楽しんでいくという心構えは持って,進学校に進んでいきたいものです。

 

では。