こんにちは。
大谷選手の活躍は胸がすきますね。
安打のうち,かなりの割合がホームランなのではなかろうかと調べてみました。
今日時点で「343打数 96安打 37本塁打」でした。
安打に占めるホームランの割合は38.5%です。約4割がホームランです。ホームラン王を獲得する明確なビジョンがあり,全打席でホームランを狙っているようにも感じます。
ほとんどがホームランといえば,かつて日本のプロ野球チーム広島カープにランスという選手がいました。
ホームランか三振か,非常に個性的な選手でした。
調べてみると,1987年のホームラン王で,そのシーズンの成績は「403打数 88安打 39本塁打」で「打率2割1分8厘 安打のうちの実に44%がホームラン」でした。
打率2割そこそこのホームラン王です。おそらく,空前絶後でしょう。
さて,このランス選手ですが,活躍したのは87年の1シーズンのみでした。
非常にまじめな選手だったのでしょう。チームの要請により,翌シーズンではミートバッティングに取り組みました。相当な練習もしたと思います。
それでどうなったかというと,打率はさらに落ち,肝心のホームランもあまり打てなくなりました。
シーズン途中でカープを去っていきます。
もしも個性を伸ばすような監督に出会っていれば,さらに大活躍したかもしれません。
短所を消そうとすると,長所まで台無しにしてしまうことがあります。長所と短所は表裏一体となっている場合が多いですね。なかなかうまくはいかないものです。
逆に,長所をさらにのばしてあげると,少しずつ短所が目立たなくなっていくことがあります。
子どもたちの教育にしても,仕事にしても,苦手なところ,できないところにばかり目がいってしまいがちですが,よいところに注目してあげると,だんだんと上手くいくようになるかもしれません。
では。
【メモ】
明日は教室お休みです。
ブログは更新しませんし,塾生のみなさんは自習室も使用できません。