こんにちは。
先日,ベランダでカラスがいたずらをしていきました。
プラスチックのゴミをごみ袋に入れてしばってあったのを,カラスがつついたようです。中のものが散乱していました。
今までは,同じようにプラスチックごみを外に出していても,カラスがつつくようなことはありませんでした。
どうしてだろうかと考えたところ,ある仮説が浮かびました。
休業要請が出ているため,飲食店から出るごみの量が減り,カラスの餌が不足しているのではなかろうかということです。カラスが心配になりました。
家に来たカラスくんは,残念ながら餌にはありつけなかったでしょう。
プラごみを漁っても,食べられるものは出てきません。なんだか憐れに感じます。
また別の日の夕方,ある場所を通ると,広いグラウンドの中央付近に大量のカラスが集結しているのを目撃しました。
これは困ったぞと,カラスたちが集まって集会をしているようにも見えました。
もちろん,そこに餌があったわけではなく,たくさんのカラスが地面の上に佇んでいました。上空を旋回しているカラスも何羽かいたでしょうか。
この眺めは壮観でした。あんなにも大量のカラスを見たのは生まれてはじめてでしょう。空は夕焼けです。見方によっては,地獄の入り口のような雰囲気も感じられるかもしれません。しかし私には,美しい光景に見えました。
カラスが本当に困っているのかどうかはわかりません。
ただ,コロナ禍によって,思わぬところで被害を受けている方もいらっしゃるでしょう。大切なのは,そうしたところにまで思いをいたす想像力です。
残念ながら,しばらくは収束しそうにありません。
カラスも餌不足で困っているようでしたが,世界の経済活動が滞ることによって,今度は人間の食料が不足するのではないかと,そんなことを危惧しています。
では。