志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

さんま

こんにちは。

 

世界的に気候がおかしくなっているようです。9月だというのに,昨日は札幌でも気温が33℃まで上がりました。近所の中学では,熱中症の危険があるために,急遽6時間目の授業や放課後の活動を中止にして,生徒たちを下校させていました。

 

海水の温度や海流にも変化が生じているようで,今年はほとんどさんまが獲れないようです。安い魚の代名詞だったのですが,これからは高級魚となって滅多に食べられない魚になってしまうかもしれません。

 

毎年秋になると居酒屋でさんまを食べるのを楽しみしています。

出始めの時期にはお刺身でいただきます。まだ脂が乗っていないことが多く,さっぱりとした味わいはお刺身でこそ堪能できるでしょう。

秋も深まって脂が乗ってくると,やはり塩焼きですね。その味は言うまでもありません。脂の乗ったさんまは,お刺身にするとギトギトしていておいしいものではありません。食材に合わせたお料理がありますね。

 

昨日書いた「お昼は魚屋,夜は居酒屋」に飲みに行くと,お刺身を頼んだときは一番脂が乗っていないもの,逆に塩焼きを頼むと一番脂が乗ったものを選んで調理してくださいました。

お刺身を頼んでも,今日のは塩焼きしたほうがいいよと気遣って変更してくださることもありました。

 

以前に書いたあるお店があります。ここもお魚がおいしいお店でした。どちらかという板前気質なお店でしょうか。自分が決まって頼んでいた日本酒が次から次へとメニューから消えていったお店です。

ある誰もお客様が入っていない日,半分は気遣いもあって入店しました。むしろ混んでいるお店には入らないのですが。

たくさん食材が余っていたのでしょう。その日はさんまのお刺身を頼んだところ,一番脂の乗ったさんまを出してくださいました。ご存知なかったのでしょう。お客は私だけなのですから,好みを尋ねることもできたはずです。

 

こうしたちょっとした気遣いみたいなところが大きな差になっていくのでしょう。

 

今年もさんまを食べたいのですが、ちょっと手が届かないかもしれません。

では。