志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

ドレミの歌

こんにちは。

 

今日はなぜか朝から『ドレミの歌』が脳内に流れています。

さて,この歌の歌詞ですが,「ソは青い空」という部分に違和感を感じたことはないでしょうか。

ドはドーナッツのド

レはレモンのレ

ミはみんなのミ

ファはファイトのファ

と並んでいるのに,急に「ソは青い空」です。

 

小学生の頃,学校に劇団の方がやってきて,歌を披露してくれることがありました。

子どもたちに「ドは何のドかな?」などと聞いて回り,その回答を歌詞にしたドレミの歌の替え歌を歌ってくれました。

「ドはドラえもんのド,レはレコードのレ…」といった感じです。

ソはどのように扱っていたのか思い出せません。どのようにしていたのでしょうかね。

 

何でこんな歌詞になったのだうと,元々の英語の歌詞を調べてみました。

サウンド・オブ・ミュージック』のワン・シーンです。

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ドからソまでは「普通」なのですが,なんとラになると突然「ラはソの次の音」というなんともいい加減な歌詞になりました。

 

日本語の歌詞はペギー葉山さんが訳したものが広まったそうですが,元がこんな歌詞なのですから「ソは青い空」という遊び心があったほうがいいような気がします。

ド・レ・ミ…からはじまる言葉が,英語と日本語で共通していることは滅多にないでしょう。日本語版では英語の歌詞の原型はほとんどとどめていません。

 

この映画のシーンを見ると,「ラはソの次の音」という部分を聞いて,子どもたちが楽しそうに笑っています。

軽いジョークとしてこの詩を付けているのでしょうね。

勉強にも笑い,楽しさは必要だということでしょう。

 

では。