こんにちは。
今日は9.11,アメリカ同時多発テロからちょうど20年です。
報道を見ていて,紀子さまのお誕生日だとも知りました。55歳になられたそうです。
ここで「おやっ」と思いました。
私とちょうど一回り違いで紀子さまも午年でいらっしゃいます。ということは,丙午(ひのえうま)の年にお生まれになっています。
丙午について,若い方はご存知ないかもしれません。
十二支はみなさんご存知だと思います。「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」です。
古文だと,十二支で方角や時刻を表しますので,十二支は順番通りに覚えるといいでしょう。
この十二支の他に,十干というものがあります。「甲乙丙丁戊己庚辛壬癸」です。
十干十二支(じっかんじゅうにし)とあわせて言われていますし,この2つを合わせたものが本来の干支です。
ちなみに,十干十二支の問題は,公立中高一貫校の入試でも題材としてしばしば取り上げられています。
十干十二支で年を表す方法が古来から使用されています。
最初が甲子,次が乙丑,さらに丙寅,丁卯…と,両方が1つずつずれていきます。
10と12の最小公倍数が60ですので,60年で干支が一回りします。今でも60歳で還暦のお祝いをしていますね。
丙午については,次のような迷信があります。
丙午の年に生まれた女性は,結婚相手の男性を不幸にする。気性の激しい女性となって,良い妻や母にならないというものです。
あくまで迷信です。私が信じているとか,丙午の女性を嫌っているとか,そのようなことは一切ありません。
ただ,1966年の丙午のときにはまだまだ迷信を信じる方も多かったようです。この年の出生数は極端に少なくなっています。中にはこれを理由に中絶なさったご夫婦もいらっしたそうです。
紀子さまも素晴らしい方でいらっしゃいますし,迷信などを信じる方も減っているでしょう。次の丙午は紀子さまが還暦を迎える2026年です。この年にはたくさんの子どもたちが誕生して欲しですね。
こうした仕事をしていますが,まさに子どもたちは国の宝だと思っています。
では。