志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

勉強の効率は学力に比例する

こんにちは。

昨日のつつぎのような内容です。
勉強にも向き不向きがあると書きました。
向いていない方は無理して勉強するよりも,得意なことに打ち込んだほうが幸せににれるでしょう,とそんなことも書きました。
ただ,多くの方は,特別に向いているわけでもないし,特別に向いていないわけでもない,つまりは平均的な部類に属すると思います。平均的の範囲も問題ですが,大きく上下に外れている方はそう多くはないと思います。
さらには,現代の社会では,幸か不幸か勉強して実現できる「夢」のほうが圧倒期に多いわけです。
「夢」とかっこつきにしたのは,そこまで大げさでなくても,資格(理容師でも自動車の運転免許でも)を取るとか,そうしたことにも勉強が必要ですね。

ですので,平均くらいの成績の方でも,ものすごく勉強して「夢」をかなえたいんだ,という方は多くなります。
ここで,平均くらいの方と上位の方のちがいを1つだけ書きたいと思います。
もちろん,多少の才能の差,努力量の差はあるかと思います。
ただ,見落としてほしくないのは「勉強の効率」です。
実は,学力が上がると自然と勉強の効率が上がります。
勉強に慣れてくる,という面もありますが,それ以外にも大きなものがあります。

たとえば,
高知県促成栽培」が出できたとき,「宮崎県の促成栽培」を知っていれば理解は速いですね。
さらに,「高知はなす,宮崎はピーマン」とか,「愛知県でも…」とか,新たな知識のインプットが楽なわけです。
別の例を挙げると,
理科では小学校で豆電球のつき方を習いますね。
電池や豆電球を直列,並列でつないだときに,明るさはどうなるか習います。
これをしっかり理解していると,中学のオームの法則などの電流分野が感覚的に理解できるでしょう。
もっと顕著なのが数学と英語です。
今までの知識の発展知識が新しい単元で出てきます。
わからなければ,基本的にはわからないところまで戻る必要があります。
戻って確認する部分が少しあっただけで,全部完璧な方との「効率」の差は出てきますね。
さらに,新しい知識の理解度にも差が出るはずです。
土台となる基礎が固まっているかどうかのちがいですね。

つまり,既存の知識を土台として,新しい内容も楽に理解,記憶できるようになるということです。
学力が高いほうが,この土台がしっかりしています。
したがって,「勉強の効率」もよくなるわけです。

読んでいて,気が付くと思いますが,
そうですね,放っておくと,格差はどんどんとひらくわけですね。
ただ,勉強を開始してみると,そうなるまである程度の時間はかかりますが,
コツがつかめて,今までよりも,ものすごく簡単にわかって覚えられる日が必ず来ます。
一気にグーンと伸びるわけですね。
もしも,うんとできるようになりたければ,そうなるまで,つらくてもがんばることが大切です。

では。