こんにちは。
ハロウィンが過ぎると街はクリスマスムードになり,クリスマスが終わると門松が飾られたりしてあっという間にお正月ムードとなります。
なんだかあわただしいですね。
クリスマスが近いですが,サンタクロースを信じている子とそうではない子がいます。
勉強ができる子のほうが信じていない傾向が強いように思います。それだけ,現実的に物事を考えられる,つまりは大人になっているからかもしれません。信じている子も,そういう純粋な心は素晴らしいですね。それがかけがえのない長所でしょう。
さて,たまに子どもたちから,サンタクロースはいるのかどうか聞かれることがあります。先生なら何でも知っているのではないかという期待も込めての質問でしょう。
どう答えるべきか,非常に悩ましいですね。
確かに,本物のサンタクロースを見たことがある人はいないよ。
ただ,みんなの心の中にはサンタクロースがいるよね。それだけで十分じゃないかな。
と,こんなことをいつも答えています。
実は,この答えは私が考えたものではありません。
昔,「ひらけ!ポンキッキ」という子ども向けのテレビ番組が放送されていました。私も幼稚園の頃に見ていた記憶があります。ガチャピンとムックが出ているものですね。
20年ほど前には,「ポンキッキーズ21」という名前で放送されていました。放送は土曜日の朝の時間だったのですが,私はこれを毎週見ていました。はしのえみさんが魔女のエミージョ役で出演されていたのですが,当時,私ははしのえみさんのファンだったからです。
上記の答えはこの番組の中で子どもたち向けに流されていたものです。
記憶が少し間違えているかもしれませんが…
昔,ニューヨークの新聞社にある子どもから「サンタクロースは本当にいるのですか?」という質問の手紙が届いたそうです。
その質問に対して,新聞社は社説でこのように回答したそうです。
なんとも素敵なエピソードですし,回答の内容もおしゃれですね。
100年以上前の出来事だと思いますが,社会全体の子どもたちへの愛情も感じられます。おかげで私も機知に富んだ回答ができているのですが,人間,何が役に立つかわからないものです。
では。