こんにちは。
GW中も何日か教室を開けていました。
先週は,近所の中島公園で桜が見ごろでしたので,教室に向かう途中に何枚かカメラに収めてきました。
当たり前ですが,桜はコロナウィルスには関係なく,毎年同じようにきれいな花を咲かせます。今年は,花見をする人もなく,写真を撮っている人すらほとんどいなかったのですが,桜にとってはそんなことは関係がありません。
自然はそこにあるだけなのに,人間のみが人間の都合で騒いでいるだけだと感じられます。
ある方が,コロナウィルス自身は生命体として生きようとしているだけなのに,人間から目の敵にされてかわいそうだとおっしゃっていました。
これも完全にそうですが,私たちはいつも人間の都合でしか物事を判断していないということですね。
(念のため,コロナウィルスが繁殖することを願っているわけではありません。)
北海道の桜は,咲く時期が遅いためか,涼しい気候のためか,満開を迎えるころには若葉が芽吹いています。
北海道の桜はあまりきれいではないな,なんだか桜餅(道明寺)みたいだな,などと思っていたのですが,これこそ人間の都合で桜を判断していますね。
桜がきれいだと感じるようになったのは,大学生になって上京してからです。大学通りの桜並木には圧倒されました。
学校がしばらく休校となり,今までは学校をすこし嫌がっていた方も,状況が変わると学校の大切さや有難みが身に染みてわかったのではないかと思います。
世の中にはさまざまな立場があり,多種多様なものの見方,考え方があります。今は心に余裕を失いがちで,視野も狭くなっている方が多いかもしれません。
しかし,心に余裕をもって,広く大きく世界を眺めることが大切なのだろうなと,ぼんやりと桜を見ながら考えていました。
では。