こんにちは。
今週は授業がありませんので,夏期講習の準備(おもに予習です)をしたり,自習に来た生徒さんたちの対応をしたり,片づけをしたりして過ごしています。
かつて働いていた塾では,夏期講習の後半は演習の講座が組まれていました。
30分くらいで問題を解いて,残り30分で解説をするような授業です。授業内で演習問題を解くので予習は必要ありません。できなかった問題を中心に復習してくださればそれでよかったのです。
ところが,その講座の予習をしている生徒さんが何人かいらっしゃいました。
私のところに質問に来たのでテキストを見せてもらうと,明日扱う予定のところの数学の問題です。
授業でやるから予習は必要ないのでは?と尋ねると,数学が苦手であること,演習時間内ではほとんど解けないこと,だから自分は予習をしておかないと理解できないし授業にはついていけないのだと,そんなことをおっしゃっていました。
授業中に2回目を解き,それが解けるかどうかの確認になります。そして先生の解説でやり方を再確認できます。
ご自分で工夫してそのように授業を受けていたのでしょう。立派なことです。
こちらの教室でも,夏期講習テキストの予習が宿題になっています。
みなさん,しっかりやってきてくださるでしょう。私の方針で,宿題の量は多くありません。ご自分で考えて勉強してくださればいいと思っています。
夏期講習のテキストですが,カリキュラムは組んでいるものの,すべてを扱えるわけではありません。
中には扱わなかった部分についてもご自分で解く方はいらっしゃいます。
また,ご自分で別に問題集を用意して取り組む方もいらっしゃるでしょう。
指示されたことをそのままやるだけでは不十分なことも少なくないでしょう。自分で考えて必要なことに取り組んでいく姿勢が求められますね。
では。