こんにちは。
昨日,ある雑誌を購入し,高校別の大学合格者数を眺めておりました。
この記事の数値も実際とは異なる可能性があります。雑誌をお買い求めいただくか,高校のホームページをご覧いただくか,正しい数値はそれぞれでご確認願います。
さて,まだ国立大学の後期試験がありますので,ざっとだけ数値を書いていきます。
数値が2023年の合格者数,( )内が2022年の合格者数です。2023年は前期のみの数値で,後期で1割程度増えることが見込まれます。
札幌北 111(119)
札幌南 70(84)
札幌西 56(67)
札幌東 49(77)
旭川東 36(43)
札幌旭丘 26(23)
帯広柏葉 26(26)
室蘭栄 23(15)
札幌開成 19(19)
小樽潮陵 16(15)
ここまでがベスト10です。公立高校ががんばった印象です。
注目すべきは札幌東でしょうか。かつての札幌旭丘が凋落していったように,今年の札幌東も惨敗と言えるでしょう。この学校は凋落していく可能性があるように感じます。
一方で,私立高校の結果が芳しくありません。
札幌光星 7(28)
札幌第一 7(47)
北嶺 11(21)
ここ3年間は,コロナの影響でオンライン授業も多くなっていました。オンライン授業だと,どうしても私立と比べて公立の授業が見劣りしてしまうことが多かった印象です。昨年までは,そうしたこともあってか私立高校の実績が大きく伸びていました。
ここ1年の間は体面授業が復活し,公立が巻き返したのでしょうか。
今年の現役大学受験生たちは,高校3年間をコロナ禍で過ごした世代です。3年間の教育がうまくいったかどうかが,少なからず実績には反映されるでしょう。
他に,道外勢が躍進したのも例年通りです。
後期試験の結果待ちですが,今年は北海道大学入学者に占める道内高校出身者割合が,過去最低を記録するかもしれません。近い将来,30%をきってもおかしくはないでしょう。
大学受験を控える方も多いと思います。早いスタートが大学入試の攻略の鍵です。また,上手に戦略を練ることで,実力よりも2ランクくらい上の学校に入れることもあります。
目標を明確にして,どうか希望がかなえられるようがんばってください。
では。