こんにちは。
推薦入試で残念だった方の再出願があり,公立高校入試の最終の倍率が確定しました。
北海道教育委員会ホームページ「令和6年度(2024年度)公立高等学校入学者選抜【出願状況】」
https://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/gks/177706.html
正しい数値は,必ずご自身でご確認願います。
いくつか目立ったところを書いていきます。
推薦入試の影響で,月寒高校の出願者が「+16人」となっています。
札幌月寒 1.48倍
推薦入試のある札幌旭丘は,例年と比べると倍率が低い印象です。推薦で残念だった方のうち,結構な人数が他の高校へと出願なさったようです。
札幌旭丘(普通) 1.48倍
札幌旭丘(数理データサイエンス) 1.04倍
数理科は初めて定員を超えました。定員内でも不合格となることがありますので,低倍率でも全力を尽くしましょう。
高倍率となったのが札幌平岸です。
札幌平岸(普通) 1.68倍
札幌平岸(デザインアート) 1.75倍
ご自身が合格点を取れば合格できます。
倍率に必要以上に気を取られることなく,粛々と取り組むといい結果が得られるでしょう。
推薦入試後の受験生の動向については,いろいろと考察してみたいと思います。
また,公立の推薦出願者が増えたことで,入試の制度設計を見直すべきではないかと思っています。
「公立推薦」→「推薦の合格発表」→「全員が公立一般に出願」→「倍率発表」→「出願先変更」という順序がもっとも公平だと思います。
推薦入試があることで,推薦を受けない方は,不確実な情報をもとに出願先の変更を検討せざるをえない状況になっていると考えますが,いかがでしょうか。
では。
みなさん,がんばってください。