こんにちは。
2022年の道内の高校の北海道大学の合格者をランキングにしました。
雑誌などで数は調べました。みなさま，正確な数値は雑誌をお買い求めいただくか，学校のホームページなどでお調べ願います。
たとえば手稲高校はランキングに載っていません。雑誌の取材が間に合わなかったのではないかと思います。
例年と同様の傾向ですが，地方の進学校の凋落，道内進学校の減少傾向はつづいています。少子化の影響，地方では過疎化の影響により，優秀な生徒が減ったのでしょう。まて，学級減によって卒業生自体の数も減っています。
昨年も同じことを書いたと思いますが，札幌旭丘は進学校としての地位が危ういでしょう。
３６→３２→２３と，年々合格者を減らしています。すでに進学校とは見なせないかもしれません。少なくとも「東西南北旭丘」という５校で括ることはできないと感じます。
中高一貫校化しての２期生が入試に挑んだ札幌開成ですが，北海道大１９人のほか，京都大３人，東工大２人の合格者を出しています。
この程度の合格実績で安定してくいく可能性が高いのかなと考えます。一方で，年々入試倍率が低下していることから，５年後くらいには合格実績が落ちている可能性もあるでしょう。
躍進が目立つのが私立高校です。
札幌第一や札幌光星の伸びはすばらしいです。上位進学校の倍率が高いため，滑り止めとして受験されることの多い上位私立に優秀な学生が集まる傾向があるのでしょう。
もちろん，先生方の熱心な指導の賜物でもあります。手厚く丁寧に指導してくださる印象があります。コロナの影響下でも，充実したオンライン指導を行っていたのも私立高校の魅力の一つでしょう。
今後も私立高校の躍進はつづくと思います。
では。
