こんにちは。
先日,「紙」の教材を使用しつづけますと書きました。
しかし,デジタル教材を否定しているわけではありません。デジタル教材にもメリットはあるでしょう。
たとえば,何らかの学びにくさを抱えている方にとっては,すばらしく学びやすい手助けとなる教材になり得るでしょう。
読み書きに困難があるのであれば,音声で本文を読み上げてくれたり,書かずにキーボードでタイプして入力できたりするもので学んでしかるべきですし,「紙」とちがって存分に能力を発揮できるかもしれません。
私と同じく化学物質過敏症を患っている方の中には,インクの臭いで体調を崩す方も少なくありません。印刷物である「紙」の教材は使えませんので,デジタル教材が力を発揮します。
多様性の時代に対応した教材がデジタル教材と言えるでしょう。
現代はニューロ・ダイバーシティ(脳の多様性)の時代です。
少数派だからおかしい,障害と見なされるのは,時代遅れの考えになっていくと思います。どのような特性をもっていたとしても,学びやすい環境が整備されていて,誰もがご自身に合った方法で勉強していけるようになるでしょう。(そうなると願いたいです)
デジタル教材はその第一歩だと感じます。
では。