こんにちは。
札幌では,例年ではとうに初雪が降っているはずですが,
今年は遅く,まだ初雪の便りは届いていません。
今時期であれば初雪であるとか,春には桜の開花であるとか,秋の紅葉であるとか,
季節を感じる自然の変化は様々に身近にあふれています。
初雪はまだですが,日に日に日暮れが早くなっていくことに冬の到来を感じております。
私は20年間くらい東京に住んでいたため,夕暮れの時刻の変化がものすごく大きなものに感じられます。
東京よりも札幌は高緯度にあるため,冬になると日の出はより遅く,日の入りはより早くなるからですね。
夏は,もちろんその逆になります。
夜なのに,まだまだ明るいなあと感じるわけです。
このように身近な自然現象に気がついて,不思議に思って,
それでそのことについて調べてみるというのは勉強の本来的な形であるように思います。
「知りたい」という純粋な知的欲求があって,それを満たそうとしているわけです。
いざ,勉強で勝負すると,こうした知的好奇心の高い子が有利になることは言うまでもありません。
自分から進んで勉強する姿勢にもつながります。
進学校からも求められる生徒像であるかも知れません。
実は,この身近な自然現象というのは,入試でも問われることが増えています。
高校入試であれば,身近な現象を理科の知識で説明するとどうなるか,というような問いが増えています。
思考力を求めるように入試が変化している一例ですね。
また,公立の中高一貫では以前から問われやすい傾向にありました。
東京の公立中高一貫校では,
「虹」,「気化熱」,「湖に氷が張る」…などが過去に問われています。
言われるからやる,仕方がなくやる,と,勉強に消極的な方も多いでしょう。
ただ,どなたでも興味のあること,疑問に感じることはあるかと思います。
そうしたことを自分から調べてみると,勉強が楽しくなって,進んでできるようになるかも知れませんね。
では。