志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

マニュアル通り

こんにちは。

教室のそばで,6/14~6/16の3日間,札幌まつりがあります。
私は別に何をするというわけではありませんが,お祭りがあると街がにぎやかになり,ワクワクしますね。
6/17(月)から近くの中学校では定期テストが始まります。お祭りに行って勉強をおろそかにする子がいるかもしれませんが,それもまた人生でしょう。教室の生徒さんの中にそんな子がいれば,私が軌道修正はかけていきますが。

去年,別のお祭りですが,4歳の甥っ子くんが金魚すくいをして,1匹の金魚をもらってきました。
水槽であるとか砂利であるとか,飼育セットを一通り買ってきて,さらにはお祭りの金魚は病気をもっていることがあるので,1日塩水浴をさせてと,最初のセッティングは私が行いました。
そして,甥っ子くんの母(私の姉)が金魚を育てているのですが,先日,見てみたところ,金魚が見事にものすごく大きくなっていました。私も教室の金魚の写真を載せたことがありますが,私の金魚の倍くらいの大きさがあります。上手に元気に育てたものだと感心し,聞いてみたところ,次のように金魚を育てたそうです。

水槽に金魚を飼育するときの注意を書いた小さな薄い冊子のようなものがついていました。小さな冊子ではあるのですが,結構,細かく書いてあります。
金魚の水槽には微生物が住んでいて,これが水をきれいにしたり,金魚のエサになったりします,とか。
水道水で砂利やろ過器を洗うと微生物が死んでしまうので,1/3くらい水替えをしたときの水を取っておいて,その水で砂利とろ過器を洗いましょう,とか。
水槽についた藻も専用の道具で取るとよいです,とか。
水替えや砂利を洗うだけでも,このような調子ですごく細かく,手間のかかる手順が書いてあるのです。
で,姉は,全部このマニュアル通りにやっている,とのことでした。
姉の性格なのですが,どんなことでも指定された通りにきちんきちんとやろうとします。金魚についても,飼ってから1年たった今でもマニュアル通りの方法を守ってつづけています。

姉は,コツコツと勉強し,地元の国立大に進学した典型的な優等生タイプでした。
こういうところが勉強が得意になった要因なのだろうなと,そんなことを考えました。

さて,この金魚くんはどこまで大きくなるのでしょうか。楽しみです。
では。