こんにちは。
特定の宗教を篤く信仰しているわけではないのですが，寺社仏閣をめぐるのが好きです。仏像を見るのも好きで，滅多に後悔されない秘仏が公開されるとき，休みを取って見に行ったことも何度かあります。
自分の宗教観をあえて表現するならば，仏教と神道をベースにした多神教を信じているということになるでしょうか。ふつうの日本人的な宗教観でしょう。他には将棋の神様は信じていますが…
北東の方角を「鬼門」といいます。この方角から鬼などの良くないものが入ってくると言われており，「鬼門」に神仏を祀って家を守ってもらうとよいなどと，昔から信じられています。
なぜ「北東」が「鬼門」かというと，昔は十二支で方角を表しており，「北東」は「丑寅」といったのですが，「丑（牛）」の角があって「寅（虎）」の顔をしているのが鬼だからですね。ちなみに，「丑寅」の反対の方角には，「申」と「酉」と「戌」がいます。桃太郎ですね。
20代の頃，市川市に住んでいましたが，自宅の「北東」に小さな神社がありました。探して選んだ家というわけではなく，偶然です。
30歳になったときに，高井戸に引っ越したのですが，このときの家の北東にも天台宗のお寺がありました。次に住んだ永福町の家の北東には，大宮八幡宮という地元でも有名な神社がありました。どちらも偶然です。
日本の各地に寺社仏閣はありますので，こういうことは簡単に起こり得るのかもしれませんが，なんとなく神仏に守られているような気がしています。「鬼門」に存在した寺社には定期的にお参りをしていました。
実は，今の教室の「鬼門」にも，水天宮という小さな神社があります。ここにも定期的にお参りをしています。今日も教室に来る前に寄ってきました。そして，生徒が増えたので，そのお礼を伝えてきました。
お正月には初詣に行かれる方，受験生であれば合格祈願をされる方も多いでしょう。ただ，お願いをするのではなく，日ごろのお礼をすることはもちろん，もしも願いがかなったときには，お礼を伝えに行くといいと思います。
神様だってお礼の一つも言われないと，いい気持ちはしないはずです。
では。
