志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

北海道高校入試の変更はどうなっているの?

こんにちは。

 

世間では,大学入試共通テストの話題でもちきりです。

ものすごくドタバタしていますね。英語の民間試験につづいて,国語と数学の記述式もいったん導入が見送られる見込みです。

この2本柱が亡くなったのですから,もはや新テストにする意味はないように思います。

一番迷惑をこうむっているのは受験生ですね。方針は早めに示し,誰もが納得できる公平なルールと運用方法も早い段階で確立すべきでしょう。

 

北海道の高校入試も2022年(現在の中学1年生の入試)から変更になることが決まっています。このことは,以前にもお伝えいたしました。

7月に,下のリンクのA4一枚の発表があっただけで,それ以降,詳細については何も発表されていません。

 

リンク:道立高等学校入学者選抜における改善の基本方針

 

この発表だと,内申点の扱いがどうなるのかまったくわからないのです。

 

北海道の公立高校入試では,中学1年の内申点から合否に関係があります。また,内申点の比率も重いため,中学1年の内申点が合否判定の重要な基準となる「内申点+当日点」に占める割合も14%分くらいになります。

そろそろ3学期で,中学1年の内申点ももうすぐ決まる時期なのですが,入試についての詳細がほとんど決まっていないというのは大問題だと感じます。

 

おそらくですが,聞きかじった情報によると,まだ,何も決まっていないようなのです。それで,何も発表がないのです。

 

制度の変更に振り回される中学生の方はかわいそうですが,1つ言えることは,どうなってもいいようにしっかりと勉強をしておくべきだということでしょう。

また,この時点で何も決まっていないということは,大幅な変更もできないと考えられます。

入試問題の変更については,私も指導のイメージはついていますし,大きな混乱はないように思います。ただ,内申点の扱いについては,そうとも限らないように思っています。やはり,内申対策は今まで通りがんばるべきでしょう。

 

では。