こんにちは。
社会と同じで,理科もおもに自然界に関する世界のごくごく一部の断片を体系的に学習しているに過ぎません。
理科に関係する実体験(虫を取ったり植物を観察したり,星や月を観察したり,…)の多寡や,本を読むなどして実体験を理論的に理解できているかどうかが,科目としての「理科」の前提として存在します。
勉強以外のところですでに大きく差がついているのも社会と同じです。
理科の学習ですが,
学齢が低くなれば低くなるほど,実際に学ぶ現象を見てみることが重要でしょう。
幸い,YouTubeなどには実験の動画たくさん落ちています。テキストを読んでもよくわからないものは,実際に映像で見てみましょう。
また,学校で実験を行うことも少なくありません。
積極的に実験に参加して,自分でやってみることも大切です。
とくに,実験器具の使い方については入試で1問は必ず問われる傾向があります。実際に自分で器具を操作してみることが覚えることにつながります。
理科を学習する上でもっとも大切にしてほしいことは「理論」を理解することです。
どうしてそうなるのか「理論」がわからないと,すぐに忘れてしまうでしょうし,ひねった問題を解くことができません。
まずは「理論」をしっかりとわかった上で,用語などを暗記していくといいでしょう。
また,理科には数学と似た面もあります。
とくに高校で学習する物理と化学はそうした傾向が強いのですが,計算問題が存在します。
こうした問題は,数学と同様に繰り返し解くことが大切です。
中学生の場合は,教わってできるようになったことを,もう一度自分だけで解くことができるかどうか,復習してあげることが必要です。
実体験によってその現象が起こることをわかっていること,また理論的にその現象を理解していること,これが両輪となって理科の力は伸びていくでしょう。
では。