こんにちは。
少しずつ休校後の対応について方針が出されてきています。
まず,全国の教育委員会で,夏休みを短くする方針のところが多くなっています。
札幌市ではまだ決められていませんが,夏休みの短縮を検討中のようです。
また,文部科学省は,学習の遅れを数年間かけて解消する方針を示しました。
ただし,最終学年(小6と中3)については,年度内にすべての課程を終了するとのことです。
したがって,入試の範囲が狭まることはないでしょう。
さらに,こうした方針を打ち出すということは,「9月入学」については一切考えていないということだと思います。他に,実現までさまざまな課題もあることから,9月入学が今回実現することはないように考えています。
それぞれの中学校でも,再開後のことについていろいろと検討されているでしょう。
各中学校では,6月の中旬に定期テストが実施予定なのですが,これについては,延期などの対応を考えているのではないかと思います。
休校中の課題が思うように進んでいない方も少なくないと思います。
今日,こちらの教室には,中学1年生の子2人が朝から自習にやってきました。途中でお昼をはさんで3時くらいまで勉強をしていました。
学校があるときと同じように,塾を学校の代わりだと思って,同じだけの時間を勉強したということです。本当に立派ですね。
学校が再開後,それぞれの学校ではみなさんが困らないようにさまざまなサポートをしてくださるでしょうし,必要な学習時間を確保し,必要な内容を教えられるように計画を立ててもいます。
心配はありません。しかし,しっかりと勉強している方はいらっしゃいます。この期間の取り組みで大きな差がつくことは確かでしょう。
勉強以外のことでも,本を読むであるとか,興味をもったことを詳しく調べるであるとか,何かしらの「知的好奇心を満たす活動」をされた方は,大きく前進をしているはずです。
では。