こんにちは。
世間には,というより,政府中枢の方々が次のように考えている(というより何も考えていない)ように感じるのですが,「5/6に緊急事態宣言が解除されたらコロナは一気に終息する」という空気感があるように思います。
ただ,いろいろな方の意見を聞いていると,私個人の考えとしては,日本では1年くらいはコロナは収束に向かわないように思います。このままだと,来年に延期されたオリンピックも中止になると思っています。
早く収まることを願ってはいますが,最悪の事態も考えて行動する必要はあるでしょう。
学習面に関していうと,来年の入試が実施できるのかということまで,私は心配しています。
しかし,入試はやらざるをえないでしょうから,多少「無理矢理」にでも実施するでしょう。試験当日は,広い会場を確保して,席の間隔を大きく開け,もしかしたら真冬に窓を開け放って換気をしながらでも行うように思います。
北海道では来年3月の公立高校入試(現中学3年生)より,インフルエンザなどで試験を受けられなかった生徒に対して「追試験」を実施することが決まっています。
(下のほうの「令和3年度以降の入学選抜について」というところをご覧ください)
www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp
万が一,コロナにかかったとしても,追試が受けられる可能性は高いと思います。
5/6までが休校で,そのあとに学校は再開されますが,再度の休校がないとは限らないですし,すでに休校期間は累計2か月に及びます。
学校の授業だけでは範囲の学習が終わらないことも十分に考えられます。
その場合でも,「家庭学習」などの名目で「無理矢理」範囲の学習を終了したことにするというような対応が考えられます。
まだ4月で,入試までは約1年(正確には10か月程度です)あります。
のんきにどうにかなると考えている方も多いでしょう。
しかし,3月から来年の2月までの「12か月」の授業期間があり,夏休みや冬休みでそのうち2か月がつぶれると考えると,実は学校の授業期間は10か月しかないことになります。
休校によって,その10か月のうちの2か月,実に2割が消えてしまったのです。
自分でどんどん進めないとまずいことになるとも予想がつくでしょう。
これから先のことを考えると,もしも入試で高いところを目指すのならば,ものすごくがんばらないといけない時期であることはお分かりいただけると思います。
では。