こんにちは。
近所の中学の定期テストが終わりました。結果はまだわかりませんが，予想した点数と大きく違う点数を生徒たちが取ってくることはほとんどありません。普段の学習の様子や出来具合を見ていれば，だいたいのところはわかるものです。
ところが，親御さんによっては，過度に期待をされている場合もあります。その気持ちもよくわかりますし，期待する気持ちが子どもたちの背中を押すこともあるでしょう。
しかし，成績は少しずつしか上がりません。とくに中学1年生にとっては最初の定期テストだったわけですが，今回のテストの結果が期待外れだったとしても，まずはがんばりをほめてあげるといいでしょう。
その上で，やはり反省点もあるでしょうから，2つくらいずつ修正していってあげると，だんだんと成績が向上することが望めるはずです。
中学1年生は，最初のテストがもっとも点が取りやすく，これからだんだんと難しくなります。中学2年生にとっては，これから学習する「一次関数」，「合同」，「不定詞」，「受動態」などが難しくもあり，入試でも大切な分野です。
実は，次のテストが大きな意味を持っています。ここでも点が取れれば，中学1年生は学習が完全に波に乗っていますし，中学2年生はここを乗り切れば，入試まである程度は安泰となります。
もちろん反省も必要ですが，ほめてあげることで，次のテストも前向きにがんばってもらうような，そうした対応も必要です。
ほめられると，たいていの子どもたちは本当にうれしそうな表情をします。そして，がんばるぞという気持ちにもなるものです。
叱ったときの反応はさまざまでしょうが，子どもたちの表情をよく見てください。ほめることがどれだけ大切かわかるものです。そして，子どもたちを信じてあげてください。
では。
