志学ゼミナール塾長のブログ

札幌市,中島公園近くの学習塾「志学ゼミナール」のブログです。

幻の日本酒

こんにちは。

 

雪も降ってめっきり寒くなってきました。

今日は酒の話です。未成年の方も読まれているかもしれませんが,お許しください。

 

冬季限定のアルコール類も少なくないですね。

もうすぐ「冬物語」というビールが発売になります。これは,冬季限定で毎年発売されるビールなのですが,毎年パッケージも違いますし,味も違います。その年の条件に合わせて味を変えているらしいです。

発売になると必ず1本買って飲み,気に入ったシーズンには,大量の冬物語を飲むことになります。

 

冬季限定の日本酒もあります。

二世古酒造さんから「えぞの誉」というどぶろくが発売されるのですが,これも冬期限定で,毎年12月頃に発売開始となります。安価なのですがとても美味しいです。毎年,お正月用に買って飲んでいます。

 

旭川高砂酒造さんがあります。

そこそこ値が張るので,頻繁に飲めるようなものではありませんでしたが,「一夜雫」というお酒が知られていました。

その名の由来は製法から来ており,かまくらの中で一晩かけて日本酒を搾るのだそうです。

ところが,温暖化の影響によって,「一夜雫」は製造中止となったようです。日本酒を搾るためのかまくらが作れないらしいです。なんとも悲しい出来事です。

 

先日,友人から聞いてこのことを知りました。

雪が少なくなったとか,夏が暑くなったとか,気候の変動を感じる場面は少なくないです。しかし,この日本酒であるとか,さんまやいかの不漁であるとか,「食」に関するもので実感することが多いように思います。

これからも食べられなくなるものは増えていきそうですね。人間の自業自得でしょうが,寂しさとともに危機感も感じます。

 

では。