こんにちは。
今日は6月15日ですが，本来であれば14日～16日まで中島公園でお祭りをやっているはずでした。しかし，他のイベント同様に，コロナによって２年連続で縁日は中止になりました。
20年くらい会っていないですが，中学の同級生で縁日などに屋台を出して生活している方がいます。今はどうされているかわかりません。
ただ，20年前に聞いた話だと，たこ焼きを売っているのですが，面倒になったり，機嫌が悪かったりすると，わざとタコを入れないたこ焼きならぬ「焼き」を作るのだそうです。
職業倫理としては間違っていることは言うまでもありません。
それでも，多くの人はクレームをつけないでしょう。
実は，教室に来る前にスーパーでおにぎりを買って食べてきたのですが，「エビマヨ」のおにぎりにエビが入っておらず，ただの「マヨ｣おにぎりになっていました。
たまにはそんなこともあるなあと，まあいいかと気にせずにいたのですが，ふと中学の同級生が作る「焼き」を思い出したのでした。
お祭りといえば，くじ引きに当たりが入っていないと裁判になったことが話題にもなりました。また，型抜きにしても，せっかくきれいに抜いたのに，まだ少し角が残っているだの屁理屈をこねられて，抜いたときにもらえるはずのお金をもらえたことなどありません。似たような経験をお持ちの方も少なくないはずです。
業者の方たちも「そういう方」なのでしょうし，一つの文化なのだろうと思っています。
また，仮にたこ焼きの屋台で「焼き」が当たったとしても，「そういう方」には文句を言えないものですね。
お祭りでヤンキーにカツアゲをされたという話もよくあったのですが，今はめっきりと聞かなくなりましたし，ヤンキー自体も見なくなりました。たまにツッパッテいる中高生を見ると，おお！がんばってるなあと，ほほ笑ましい気持ちにもなります。
昭和の文化というものは，過去の遺物になりつつありますし，コロナによって縁日ですら滅びていく運命にあるのかもしれません。寂しを感じますね。
では。
