こんにちは。
先日,卒業生が顔を出してくれました。
もう高校2年生になっており,将来のこともしっかり考えているようでした。
高校生活も楽しいようでしたし,それが何よりです。
卒業した生徒さんたちには,希望の進路を実現してほしいと願っています。
高校の合格を目指すことはもちろんですが,高校入学後のこと,さらにはその先のことも考えながら指導しています。
せっかく進学校に入れたのに,落ちこぼれて大学入試でうまくいかなければ意味がないでしょう。もっと言えば,幸せな人生を送ってほしいというのが一番の願いです。
高校時代にある先生は次のようにおっしゃっていました。
「4年計画でもいい」
とくに部活などを頑張っている方,今は成績が良くないけれど高い大学を目指したい方に向けて,1年浪人することを含めて4年計画で大学入試を戦ってもいいのではないかという提言です。
その先生も浪人されて北海道大学に進学されたそうです。
予備校時代の経験が,高校の先生としての指導に生きているとか。いろいろなテクニックを学んだのでしょう。
今は時代が異なりますので,浪人をする方は減りましたし,勉強と部活の両立を目指す方が多いように思います。
しかし,この4年計画の意味ですが,部活が終わって3年生の夏から頑張っても間に合わないという現実を残酷に示しているように思います。高3の夏から1年半かけて難関大を目指すわけです。
念のため,高校受験生は半年でどうにかなります。あくまで大学入試です。それも難関の国公立なんかを狙う場合ですね。
そえ考えると,現役合格での高い目標をもつのであれば,高校2年生の夏から頑張らないといけないことになります。
冬休みだと,すでに大学入試まで1年しかありません。これだと間に合わないかもしれませんね。
私も猛勉強をはじめたのが高2の夏休みからでした。大学入試から逆算したわけではなく,たまたまそうだったのですが,勉強するきっかけが得られたことは幸運だったのでしょう。
では。