こんにちは。
残念なことに戦争がはじまりました。
侵略する側の主張は,いつの時代も変わりがないように感じます。
第二次世界大戦時のドイツ,満州事変のときの日本,…など,今回のロシアのような理屈で戦争を開始した国は,歴史を紐解けば枚挙に暇がないでしょう。
26日で国立大学前期の入試が終了しましたし,高校入試が終わった方も少なくないと思います。3月3日に本番を迎える道内公立高校入試もそうですが,今まさに最後の仕上げに入っている受験生の方も多いでしょう。
しかし,今この瞬間に,教科書で学ぶ以上に大切なことが起きているのかもしれません。大きな歴史のターニングポイントになるかもしれません。ほんの少しの時間でかまいませんので,学生のみなさんには,テレビのニュースや新聞に注目をしてほしいと思っています。
これが本当の「勉強」というものだと思います。
さて,先週で中3の授業が終了しました。
授業がなくても自習に来る子はいるかも知れませんが,ほっと一安心しております。自分や教室の関係者がコロナに罹患し,受験生が濃厚接触者となったり,感染してしまったりした場合には,どう責任を取ればいいのかと,毎日毎日心配しおりました。
とりあえず,その心配はほとんどなくなり,また勉強も仕上がった状態で,生徒さんたちを試験会場に送ることができました。
試験ですから,合格不合格という結果は必ず付いてきます。もちろん,不本意な結果に終わる方も多いでしょう。
しかし,戦争のことを考えると,第一志望ではなくとも,進学して勉強できることは,大変に幸せなことでしょう。
何気ない日常に感謝し,世界の遠いところで不幸に陥っている方たちの幸せを願ってみると,試験ではいいことがあるかもしれません。
では。