こんにちは。
小さい頃,補助輪を外して自転車に乗る練習をした記憶を,多くの方がお持ちだと思います。乗れるようになるまで,ずいぶんと苦労した方も少なくないでしょう。
補助輪をとったときのことは,私も覚えていますが,私は練習なしで,補助輪を外してはじめて自転車をこいだときから,自転車に乗ることができました。
むしろ,運動はダメなほうです。鉄棒もとび箱も走るのも全然だめです。
では,なぜいきなり乗れたのでしょうか。
2つ年上の姉がいますし,近所のお兄さんお姉さんたちも,補助輪を外して練習しているのを目にしていました。
自分もいつか外すときが来ると,幼いながらに自覚していました。
たぶん正しい付け方なのだ思いますが,自転車の後ろのタイヤよりも,補助輪は少しだけ浮いています。
「そうか,補助輪が地面に接触しないように乗れれば,原理としては補助輪なしで乗っているの同じだな」と理解し,いつも練習していたのでした。
そして,たぶん大丈夫だな,と思えるまで上手になったとき,自分から父にお願いして,補助輪をとってもらったのでした。
案の定,補助輪がなくても,簡単に自転車に乗ることができました。
書いていて,自分ながらに賢い幼稚園児だなと感じます。
勉強でも,言われたことだけを,何も考えずに行っている子どもたちもいます。一方で,いろいろと考えつつ作業をしている子どもたちもいます。
そういうところで大きく差がつきますし,自然にそれができる子というのは,本質的に頭がよいのかもしれません。
今までのご自分の学習姿勢がよくないぞとお感じになった方は,どうしたらできるようになるのか,それを意識しつつ作業するだけでも,少しずつ学習効率は上がっていくことでしょう。
では。