こんにちは。
先日,自転車について書きましたが,知人から次のようなお話をうかがいました。
自転車の補助輪をとったばかりの頃,なぜ止まっている自転車は安定しないのに,スピードを出して走っているときは安定するのか,不思議だったそうです。
こうした疑問をもつことも,感じたことを今でも覚えていらっしゃることも,大変に聡明な方だからこそでしょう。
さて,走っている自転車が安定する理由ですが,私には説明することはできません。
物理学的に論理的に説明すると,どのようになるのでしょうか。
そんなに単純な理由ではないような気がします。ご興味がおありでしたら,調べてみてくださるといいでしょう。
自転車に限らず,小さな頃というのは,何気ないことに疑問を感じたり,ふとしたことに興味がわいたりと,そうした機会が多いことでしょう。
そこで実際に調べてみたり,体験してみたり,教わったりということを繰り返していけば,ものすごく賢い子に育っていくのではないかと思います。
また,周囲の大人たちが,子どもたちの疑問に上手に対応できるかどうかも大切でしょう。疑問を解決してあげられるかどうか,実際にみせてあげるかどうか,また,これが重要でしょうが,そういう子どもたちの考えを尊重し,ほめてあげるかどうか。
とくに学齢が低いうちは,こうしたふだんの生活の中でどれだけ頭を使うかが,子どもたちの才能を伸ばすための大きな要素でしょう。
興味を伸ばすことと,ほめてあげることを,とくに心がけるといいのではないでしょうか。
では。