こんにちは。
いつものように雑誌から数値は拾っております。
みなさんも,サンデー毎日さんなどの雑誌をお買い求めいただくようお願いいたします。
さて,今年の札幌開成の大学合格実績を表にしてみました。
学校のホームページには合格実績が掲載されておりません。
実際の数値と異なる可能性があることをお断りいたします。
昨年とほぼ同様の傾向です。
参考:ブログの過去記事「2023年札幌開成大学合格実績」
https://shigakuseminar.hatenablog.jp/entry/2023/04/13/144420
上位層は変わらず優秀です。表には載せていませんが,ほかに大阪大学に5人が合格しているようです。
下位層が拡大しており,学校内での学力格差が大きいのではないかと思われる点も昨年と同じです。ただ,昨年よりは,下位層の底上げに成功しているのかもしれません。
道内私立大学の合格者数が減少しております。
北海道大学の合格者が5人減っていますが,どう見るかは難しいところでしょう。
北大より上位の国立大進学者が増えた影響とも考えられますし,単純に減ったと見ることもできるでしょう。
いずれにせよ,進学実績という点においては,札幌開成の真価が問われるのは次年度だと思っています。入試倍率が,次年度の生徒さんたちの代からは3倍台に下がっています。
それでも高い進学実績を保っていのならば,それ以降も順調に推移するでしょうし,その逆であれば,長期的には進学実績が低迷していくように思います。
少なくとも,今年の大学進学実績では,入試倍率が大幅に回復するような要因にはならないでしょう。しかし,札幌開成の魅力は受験指導にあるわけではありませんので,人間性を高めるユニークな教育に期待される方々に支持されていくことでしょう。
また,海外への進学を考える場合には,札幌市内でほぼ唯一の選択肢であります。今後も魅力ある人気校の一つであることには変わりがないでしょう。
では。