こんにちは。
すでに関東や東海では雨が降り出しているところもあるでしょうか。
今晩から13日にかけて，猛烈な台風が日本列島を直撃する見込みです。
報道などで情報を集め，みなさま対策を取られていることと思いますが，くれぐれもご注意ください。
いくつか，学習塾のホームページも見てみましたが，12日の授業やイベントは中止になっていました。
交通機関もストップしますし，生徒さんたち，従業員の方たちの安全を考えれば，当然の判断ですね。
ただ，それぞれの学習塾によって中止の判断，発表のタイミングは大きく異なっていたようにも思います。先ほどになって，やっと中止の発表をした塾もあったようです。こうした災害時にこそ，その学習塾が何を優先して業務を行っているのか，その姿勢がわかるのかもしれません。
代替授業の日程を組むのが大変，個別などではコマを消化できなくなる，その結果，コストが余計にかかったり，売り上げが落ちたりする，…ということで，できることなら予定通りに授業を行いたいのが塾関係者の本音でしょう。そこを素早く中止の判断を下せた塾は，信頼ができる可能性が高いそうです。
幸いなことに，ここ札幌には今回の台風はやってこない見込みです。平穏な日常に感謝しながら，通常通りの営業をつづけようと思っております。
台風といえば，ふつう，北海道の住居には雨戸がついていません。台風がめったに来ないから，雪が降るから（凍ってしまって開閉ができなくなると思います）などの事情があるのでしょう。
私も，東京に住むようになったとき，「それ」が何なのか，何のためにあるのかがよくわかりませんでした。
引っ越ししてどこかの住居に入ると，最初に雨戸を開け，またどこかへ引っ越しして出ていくときに雨戸を閉めるまで，ずっと雨戸は開けっ放しでした。
その役目と名前を知ったのは，30歳をゆうに過ぎてからでした。
先日の台風15号の際，日本に住む外国人の方が雨戸を知らず，家屋に被害が出たという記事をインターネットで読みました。雨戸を知らないわけですから，そもそも閉めようという発想もなかったでしょうし，その存在自体を忘れていた可能性もあるでしょう。
異なる文化圏からいらした方たちは，自分たちの文化圏では「常識」とされていることでもまったくわからない場合があります。どうか，お近くにそのような方がいらっしゃれば，助け合っていただきたいなと願っております。
台風で大きな被害が出ないことを祈りつつ，失礼いたします。
では。
