こんにちは。
夜は雪になると天気予報で知っててはいたものの,朝起きると一面真っ白の銀世界が広がっており,一夜のうちに一変した景色に驚いていました。本格的な冬がはじまりました。
教室でも,通常授業は今週でおしまいです。来週は授業がなく,25日土曜日から冬期講習がスタートします。
来週1週間,授業をなくしていますし,長期休みの前には必ずこうしたお休みを挟んでいます。学習塾としては珍しいのかもしれません。
授業をする理由はいろいろとあるでしょう。
代表的なものは,生徒たちに負荷をかけつづけて勉強させる狙い。しかし,目的意識の高い子は,授業があろうとなかろうと勉強するものです。
もちろん,授業を入れたほうが塾の売上も上がります。
しかし,自由な時間というものは,思った以上に効果的に子どもたちの成績を伸ばすものです。授業だけ受けていれば成績が上がるわけではなく,付随した予習や復習が大切でしょう。
授業と自習のバランスが大切で,授業ばかり詰め込んでもよい結果が生まれるとは限りません。
加えて,とくに受験生は冬期講習の日程が過密になります。学校からの宿題も出ているでしょう。塾が忙しくて学校の宿題ができないとしたら本末転倒です。1週間の間に,学校の宿題や冬期講習の準備,苦手単元の復習などができるでしょう。
授業がないといっても,教室は開けておりますので,わからないところを質問したり,自習室を利用したりすることはできます。ご希望であれば簡単な補習も実施いたします。
自分で必要なことを考えて,必要な勉強を実施していくことが,学習効率の最適化にもなっている場合が多いです。
冬期講習中も,いつでも質問できるように,毎日3時間ほどのフリータイムを設けています。こうした時間を上手に活用できる方は,例外なく成績が伸びるものです。
また,気軽に質問できる環境というのが,授業以上に学習塾の価値のあるところでしょう。
受験生に限らず,冬期講習を受けられる方は多いと思います。ただ授業を受けているだけの「お客さん」にならずに,どんどんと質問するなど,徹底的に塾を活用していただくと,充実した講習になるはずです。
では。